↓まあそうなりますよね。
社労士向けセミナー、大手コンサルが展開 背景に複雑な障害年金申請
あー、昔こんな記事書いたなって思って探したらありました。
障害年金が吊るしあげられる日
見てみたらあまりに書いた通りだったので笑いました笑
この記事を読んでいただいたのだろうか。
当たり前ですが、当法人及び当社は記事の会社とは一切関係ありません。
まあこの大手コンサルというのは誰もが知る上場企業なわけですが、
別に士業だけじゃなくて他業種で活動しています。
彼らに悪気があるのではなく、「儲けるコンテンツ」提供が生業なので、
このように露骨な表現も、客寄せとして当然に存在します。
つまり、これに乗っかった社労士は
・・・そういうことです。
そう見られても仕方ない、ということです。
記事によれば担当コンサルは「責任はあると思う」と。
そこは突っぱねて欲しかったですね。
「これが俺の生業だ、何が悪い」と笑
400万も取っておいて「責任はある」じゃ、
乗っかった社労士は怒るんじゃないかなー。
まるで悪い存在みたいですからね。
しかし、事例使いまわしとか、どれも同じHPとか、
ずっと着手金無料キャンペーン中とか、
検索すればすぐわかるのによくやるなー、と感心します。
ボクは別にこれらが盲目的に悪いというわけではありません。
障害年金というどマイナーな存在が、少しは世間に着目する機会を
(今回は良くない意味でですが)提供しているのは事実です。
うーん・・・でもフォローしてみたものの、
まあそのくらいかな笑
障害年金業務への姿勢と考え方
昔、ある社労士さんがおっしゃってました。
「医師を怒らせる社労士は、そこまでの社労士」
あー、本当にその通りだなと思いました。
実務経験豊かで、真に情熱にあふれる社労士は
そう簡単に医師を怒らせることはありません。
それは依頼者のためにならないからです。
診察室に入っただけでいきなり怒る医師もいますから、
つまり、簡単に診察室に入ってはいけないわけです。
ファーストコンタクトで激怒されたらどうにもなりません。
そして医師を怒らせるという(障害年金の上での)重大さを考えれば、
それがスタンダードになると思っています。
もちろんやり方は社労士それぞれなので、
ボクはそう思っている、ということです。
だからボクは全ての医師に会いにいくわけではないですし、
医師の診断は基本的に尊重します。
医師は医療のプロフェッショナルですから。
ただ同じようにボクは障害年金のプロフェッショナルです。
社労士向けセミナーも何本かやり、本も書き、
ようやくそう胸を張って言えるようになりました。
*宣伝 あ、二冊目が法令さんから出るらしいですよ(小声)
障害年金の話で医師に呼ばれたら喜んで行っちゃうし、
必要があればもちろん病院へ行って、
医師やワーカーさんとカルテをひっくり返して探しますし、
障害者雇用している会社に行って雇用状況を聞きます。
そんなの当たり前の話です。
障害年金請求で必要なことは基本的になんでもやります。
そしてそんなことでいちいち日当なんか貰いません。
ボクは結果で勝負しているので、そこで貰えればそれでいいんです。
だって、成功報酬ってそういうことでしょう。
ビジネスでやっているということ。
過去の記事でも書いていますが、ボクは、
障害年金はビジネスでやっている、とうそぶくことにしています笑
それが実際どんな感じなのかは、ウチの活動を通じて、
それぞれ知っていただければそれでいいと思っています。
ボランティアではできず、またこれでメシ食ってるのは事実です。
その事実だけで許せない人は、
たぶんボクが何書いても許せないでしょう。
それはそれで仕方ないし、別にいいんです。
「弱者からお金を取るなんてけしからん!」
「障害年金は請求者に全額渡るべき!」
確かにそうかもしれません。
でもウチには社協からも、社会福祉法人からも、大学病院からも、
生命保険会社からも、障害者雇用をしている
民間企業からだって相談があります。
障害年金がうまく回ってないから、みんな困ってるんです。
そして、それらから1円だってウチは受け取ってません。
(むしろウチが通話料を負担までしているという・・・笑)
だってそんなことしたら障害年金を知る機会がまた減りますよ。
そうやって医療機関は案内する機会をなくし、
自治体は案内する機会をなくし、年金機構なんて言うまでもない。
誰も立ち入れない制度になっているんです。
それを先輩社労士が日の当たらない中、懸命に支えてきて、
そして今障害年金の仕事をさせてもらっています。
ボクが日本一障害年金に詳しい社労士、とは全く思いませんし、
実際すごい方ってたくさんおられるんです。
でも目の前にある請求を受けるのにあたって、
ウチで通せなければどの事務所でも通せない、と思って仕事をしています。
それがご依頼に対する誠意で、最後まで、
少なくとも再審査請求まで受けるのが誠意だと思っています。
これから障害年金請求される方は、
そういう社労士を選べば、おそらく後悔はされないと思います。
請求方法で結果が変わってしまうこと、
それが人生に大きな影響を与えることは本当なんです。
だからボクら障害年金を扱う社労士がいるんです。
別にウチでなくても扱う社労士はたくさんいますから、
きっと合う社労士が見つかるはずです。
記事のような社労士ばかりではない、
と少しでも思っていただければうれしいです。