2015/11/16

年金請求書の提出代行者欄。

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↓考えるとキリがないですね。

年金請求書について。

新しい書式になって、障害年金の年金請求書には、
社会保険労務士の提出代行者印を押す欄ができました。

しかし、大変残念なことに、
ボクは「提出代行者」ではないんです。

ボクはご依頼者の方から委任状をいただき、
年金請求に関する委任を受けている「事務代理人」です。
・・・ということは、やはりここは二重線で消し
「事務代理人」として、訂正印を押すべきだろうか。

ここ訂正しておかないと、
最終面の委任状欄とも整合性が取れないし。

いや、提出代行者として提出して、
委任内容が別の内容であれば
特に矛盾は生じないのだろうか・・・。

年金請求の代理人ですから、年金請求書には、
本来、依頼者の印を押す必要というのは法的にありません。
これは通達でも出ていますし、そうしている人もいるでしょう。

ただ、ウチの場合は窓口で揉めることウケアイですので、
一応押して出しています。

この辺りは、本当はもう少し整理したいんだよなー。
頭飛び越えて、医師にいきなり照会する事務センターもありますしね。

(この権限が年金機構にあるかははっきりしておらず、
 基本的には「ない」と取り扱われているように思います。
 しかしここには「地域差」があると認識しています)

実害がないのでそのままにしていますが・・・。
本当はすっきりしておきたいところです。

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カテゴリー: 障害年金。

2015/11/12

社労士総研調査の結果と社労士試験について。

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↓興味深いですね。

平成27年度社労士試験の合格率について

社労士の合格率が2.6%だったということで、
いろんなブログでびっくりした、と書かれているみたいです。

遅ればせながらちょっと考えてみたいと思います。

先日、とある都道府県会の偉い方のお話を聞いたのですが、
社労士の人数を増やしたいと思っているとのこと。

つまり、既存の開業者の仕事がなくなっているので、
開業者を絞ることで既得権者を守っていきたい、とは
連合会や会は思っていない、ということでした。

ここのポイントは、「開業者を絞ること」という点で、
もちろん会がボクら開業者を守りたいと思っていない、
ということには直結しません。

どういうことかというと、やはり会の人数が多い士業は、
意見が通りやすい、つまり数は力なり!という部分が
どうしても政治的にはあって、(折しも第8次改正の時期でした)
それで業域を拡げることが、士業の発展に繋がる、
という考え方があるとのことでした。

それでも近接士業では社労士は多い方で、
税理士が75,520人と圧倒的ですが、
あとは行政書士が44,740人、弁護士は36,395人です。
(平成27年9月時点)

という話からすると、既存開業者の利益を守るために
合格者を減らした、という風にはボクは思えません。
いくらなんでもそんな狭い視点で物事見ないだろう、と。

だったらどこの意向かというと、一つですね。

そこがどのように考えたか、
というのまではちょっとわかりませんが。
各種法改正が影響しているとは思いますが、
やはりよくは思っていないのかもしれませんねー。

社会保険労務士の業務が中小企業のコンプライアンス(略)

社労士総研が行っていた、社会保険労務士向けの調査。

「社会保険労務士の業務が中小企業のコンプライアンス・
業績・産業保健に及ぼす効果に関する調査研究」の結果が、
連合会の社会保険労務士専用サイトにアップされています。

ここに貼り付けてもいいんですが、
社労士専用サイトにパスワード付で置かれているので
ここは一つ自粛したいと思います笑

内容は結構おもしろかったです。
開業歴、多い年代や売上分布などが統計化されて、
あー、やっぱそうなんだ、という感じです。

ちなみに調査にはボクも協力しましたよ。

まだご覧になっていない方はぜひ見てみてくださいませー。

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カテゴリー: そこはかとない話

2015/11/11

倫理研修!

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↓意外におもしろかったです。

今日は午後、社労士会の倫理研修がありました。

社会保険労務士は5年に1回、
倫理研修の受講が義務付けられています。

ボクは開業初年度以来2度めです。
つまりなんとか5年を迎えられたということです。
次は5年後・・・迎えられるだろうか笑

倫理研修ではちょっとした
ディスカッション的なものがありました。

新人社労士Aが飛び込み営業していたら、
現在社労士Bが顧問になっている会社で、
シャチョがAくんに委託変えしたい、とのこと。

どう思いますか?という質問でした。
それについて何人かが発表。

ボクは発表しませんでしたが、
「どう思いますか」と言われてもなあ笑

AにもBにもなりうるので
別にどうも思わないですよね。
自由競争ですからね。

ただ、Bの手法を悪く言ったり、
Aが誇大広告的な営業をしたり、不当廉売するなら
やっぱりそれは問題あるだろう、と。

「報酬を安くするのは・・・」という意見もありましたが、
多少安い程度なら、これもまた企業努力なので
問題なりようがないですね。

意外に多かった意見が、
「前任の社労士に挨拶をする」という意見。
これはボクはちょっとショックでした。

だって法人営業やってた頃は他社リプレースなんて
当たり前の話で、むしろどうやって他社リプレースするか、
というのが仕事だったので。
もちろんやられたら怒られますけどね。

挨拶するというのは、
「これからシャチョさんのとこボクがやるんで・・・
 いや、もう本当すみません」とか言うのだろうか。

「すみません」って思うなら返せよってボクなら思いますね。
そんなん電話来ても困惑するわー笑

他社リプレースに情けなどは無用です。

他社よりウチがシャチョのお役に立てるから
委託替えしてもらうんで、その連絡なんていらないでしょう。
Bには取引があるシャチョさんが断るのが普通ですし。

それでBがゴチャゴチャいうなら、
Bこそ倫理研修受けるべきですよ。
委託替えってそういうものでしょう。

その他にも、意外な方にもお会いできて、行って良かったです。

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カテゴリー: 開業関係。