2017/09/07

審査請求で認められました。

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↓良いこともあります。

さて、9月に入って早くも1週間経過しています。
福島行ってから、名古屋に行ったり、
公開審理に行ったりしてバタバタしておりました。

一昨日、埼玉県社労士会から電話がありましてね・・・。

事務所内に、というかボクの中で、

「それ、アカンやつちゃうか」(埼玉出身)

・・・みたいな空気が漂ったんですが、
セミナーのお話でした。

以前、障害年金のお話をさせていただいたことが
某所であったんですが、担当の方が変わって、
連絡先がわからず社労士会に連絡したそうです笑

まー、端っこに籍を置かせていただいているボクとしては、
社労士会から電話なんて1年に1度あるかどうか(むしろない)ので、
正直、会費滞納したかと思いましたね、はい。

そろそろ会費の季節です、分納なんで。
あれって来月だったかな。

少し障害年金のお話しするとですね、審査請求が通りました。
もうね、仕事でガッツポーズさせてもらうって、
ありがたい話です、本当に。

ウチはスタッフもみんな、本当に一生懸命やってくれています。
表現とか、書き方とか、一つひとつこだわっています。

「神は細部に宿る」じゃないですが、
行間からなんとなく受ける印象ってやっぱりあるじゃないですか。
裁判官も自由心証主義ってよく言いますけど、
突き詰めると障害年金もそこに行きつく気がします。

「提出された第三者証明で認定できるかどうか」
認定医もぎりぎりのところで判断しているんじゃないかな、と。

神様じゃないんで誤りも当然起きるんですけど、
同じようなこっちが認められてあっちは認められないって、
やっぱり心証としか説明がつかないんですよね。

公開審理行ってもですね、
委員の感情がやっぱり出るんですよ。
それが審理の見所ですね笑

ちょっと話はズレましたが笑、
ウチのスタッフたちはずっと電話受けて、
病院と電話して、役所と電話して、街角行って・・・
本当によくやってくれているんです。

ご依頼者の気持ちはもちろんなんですが、
そうやってくれているスタッフの気持ちも込めて、
結果に結びつけないといけないな、と思っています。

成就して良かったです。

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カテゴリー: 障害年金。

2017/07/31

精神の障害の程度ってなんだ?(2)

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↓肝は議事録にあり。

精神の障害の程度ってなんだ?という記事で、

たとえば、障害認定基準においては就労について、
「仕事の種類、内容、就労状況、仕事場での援助、意思疎通等
 を十分に確認して日常生活能力を判断すること」としています。

実はここには、評価しがちな「ある項目」が入っていません。

そう、「就労をどの程度継続できているか」です。
これが入っていないのには、実はしっかり理由があるんです。

というようなことを書きました。

この続きを早く書け!と白木に急かされました。
いや、ま、まさか、忘れてるわけないじゃないですか・・・!

これは知的、発達障害において、評価項目が挙げられているのに
なぜここに就労期間が入っていないのか、
ということを書こうと思っていたのでした。

この答えは、認定基準を作るときの専門家会合にあります。

障害認定基準というのは、
実は毎年のように改定されているのですが、
H23年に精神の改定がありました。

専門家会合というのはこの改定のための会議のことで、
医師などの有識者がどのような改定を行うか話し合います。

それでこの「就労の継続期間」はですね、
この専門家会合で除かれたのです。事務局案では入っていました。
議事録には以下のようにあります。

事務局
発達障害の方は従事している期間があるのですが、知的の方は従事している期間を抜いています。前回は入れていましたが、知的障害の人たちにとってはあまりそぐわないのではないかという意見がありましたので抜いています。実際に長さではないと、長く勤めていられるから日常生活がよくなっていると見られるものではないので比較はできないという意見をいただきましたので、そこの部分を抜いています。

ほらね、あったでしょう?ちなみに発達においても,
この会議で以下のように委員が発言しました。

委員
(発達について)これも知的障害と同じで「期間」は要らないと思います。発達障害の場合は、長く就労していても特性が継続するので、だから支援が要らないという事にはならない。これは抜いたほうがいいと思います。

ね?発達障害も「就労期間」で
障害の状態を認定できるものではないから、
抜きましょうと明確に言ってますね。

でも実務では就労期間って、
バリバリ審査に含まれてますよね。
審査請求でも再審査請求でも就労を〇年継続しており、
これらを総合的に勘案すると・・・とか言ってます。

認定基準だけを見ているとわかりませんが、
議事録まで見るとこうした趣旨がよくわかります。

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カテゴリー: 障害年金。

2017/07/19

ひさびさにムカついた。

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↓今年不支給受けた方はクリック。

怒ってます。超腹立たしい。

今年はここまでまあまあな調子で来ていたんですが、
ここに来て不支給受けました。それも2つ。

なんでこれが却下になるのか、全くわからない・・・。
今までなら返戻来てたものが返戻来ずにいきなり却下だし、
もう一つは請求から8カ月かかった末に不支給。

大した理由も挙げずに書面で却下、
聞きにいかないと理由もよくわからないって、
「最低限の仕事はやりました!」
「ザ・行政」って感じで気持ちいいね笑

スタッフもみんな怒ってるし、
絶対にこのままにはしないからね・・・。

他にも厳しい請求をお受けしてやっているんですが、
この見極めって難しいです。

もちろん力になりたいって思ってこの仕事やってるんですが、
可能性0や0に限りなく近いものをお受けすると、
請求者の方には不利益が生じかねないと思うのです。

不支給でもいいからとにかく気が済まない、
という考え方もあるんですが、そこって人による部分なので、
受任する側としてはどうしても否定的にならざるを得ないんです。

過去に「厳しいですよ」と言ってお受けしたんですが、
結果、不支給となって、厳しく言われたこともあるので・・・。

ただお受けした以上は、必ず受給権取りに行きます。

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カテゴリー: 障害年金。