2015/12/28

今年の営業が終了しました。

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↓今年もありがとうございました。

さて、今年も最終営業日を終え、そして大掃除を終え、
当社の今年の活動を終えようとしているところです。

社会保険労務士のほとんどは個人事業主であって、
ウチも今期の半ばまではそうだったわけですが、
今年は目標であった法人化を果たし、その結果、
「期末」が変わりましたのでまだ今期は終わりません笑

でもまあ、気持ちは期末ですね。
実際、個人事業主の引き続きみたいなものですので。

今年の成績。

ざっくりと障害ねんきんママ
(当社開発の障害年金業務ソフトです)
で見てみたのですが、再審査請求で、
今年結果が出ているものが11件ありました。

意外に少ないですか?
でも裁定請求(いわゆる最初の請求)から関与しているものも
あるので、長くお付き合いさせていただいています。

それでなくても再審査請求だけでも8か月ほどかかっています。
そうすると、再審査から関与しても
一年弱のお付き合いとなるわけです。

その中で勝ったものは6件と、
なんとか5割を超すことができました。
今年は一部容認はなく、全てが容認
(当方の主張の全部を認めるもの)でした。

昨年度、再審査請求全体の容認率が22%であることからすると、
社労士としては、まあそれなりという数字であると思います。

最初から認められるべきであった、というものもあれば、
非常に厳しい中から受給権を得たものもあります。

割合だけで一口には語ることができず、
また関与する全てに勝てたらいいのですが、
そうも行かないのが実際のところです。

もちろん考え方はそれぞれあると思いますが、
「受給権が得られる」とわかっているものだけお受けする、
ということでは、それもまた問題があると思います。

ですので厳しい中からも裁定請求から全力を尽くして、
残ってしまったのがこの11件のうちの数件、
残りは途中からお受けした数件、
とお考えいただければ良いのかな、と思います。

厳しいものでも、中には裁定請求、審査請求段階で
認められているものもありますからね。

来年の抱負。

さて、来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、
少し来年のことを書こうかと思います。

来年は、行政不服審査法の施行があり、
また「地域差ガイドライン」も始まります。
知的、発達、精神障害者の年金というのは
予断を許さない状況です。

その中で審査請求、再審査請求の形が変わりますから、
携わる社労士も手探りの中、行うこととなると思います。

ただ、処分者への質問権が与えられたことで、
制度の知識、相当性の判断、また攻撃防御の能力が、
より請求者代理人には求められることになると思います。

つまり障害年金に携わる社会保険労務士にとっては、
いろんな意味で正念場になるはずです。

というのも、やっぱり障害年金って簡単じゃないんです。

始めてみたものの、難しくて手がつけられない、
という社会保険労務士の話も実際に聞きます。

これは、障害年金請求代理人が、請求者とは、
やはり少し違う目線であるからだと思います。

専門家として助言、代理を行おうとすると、
請求者のように、わからないまま判断、
ということは決してできませんからね。

ただ一方で、障害年金はちょっと調べれば
簡単にわかるようなものばかりではないんです。

士業になるくらいで皆さん真面目ですから、
(ボクが違うみたいですが笑)
その重圧に耐えられないんですね。

だから手が付けられない。
そうでなくても障害年金は人生に関わる大事な手続きですから。
でもこれは責任感という点で、とっても良いことですよー。
ボクだってもちろん辛いときはあります。

ボクは別に障害年金に日本で一番詳しい、
というわけではありませんが、
自分が関わった請求は、なんとか紙一重でも通したい!
そういう風に常に思っています。

これは開業間もなかろうと、何年やってようと、
代理人であれば同じ気持ちで請求に臨むはずです。
一番大切なのはそこだと思うんですね。

ですから簡単な仕事ではありませんが、
これから障害年金を始める社会保険労務士の方も、
また既に行っている方も、もちろんボクも含めて、
自身が関与した容認率を少しでも上げて行けるように。

そして、また今までよりも広い範囲を、
受任できるようになって、受給権を得られない方の
力になれるようにしたいですね。

ちょっと・・・今日の記事は真面目すぎるなあ。

また書けたら年内に書きたいと思いますが、
とりあえずは皆さま、本年もありがとうございました。
良い年をお迎えください。

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2015/12/24

SRCBの勉強会に行ってきました。

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↓また行きたいな。

この間、と言っても結構経ちましたが、
SRCBの勉強会に行ってきました。テーマは「障害年金」でした。

ご存知の方も多いと思いますが、SRCBは、
安中社労士大センセーの主催する、1日100円で学べる勉強会です。
つまり月1回会費は3000円という勉強会です。

そこで障害年金実践研究会の安部敬太さんが
障害年金の講義をされると聞いたので、
早々に予定を押さえて行ってきました。

実はボク、自分でお金を払って
障害年金の講義を聞くのが初めてだったんです。

ただ、日本法令とかで講師をしている中で、
他の方の講義を聴く機会というのはあります(無料で!)
もちろん安部さんのも聞いたことがあります。

ただ、自分でお金を払って
(と言っても1日100円分なんですが笑)、
主戦場である障害年金の話を聞く、というのは、
初めての体験で新鮮でした。

やっぱりですねー、「聞く」ということに主眼を置いて
受ける講座というのがいかに大切か、と。勉強になりました。

ボクは飲み会とかも基本的に行かず、支部活動にも行かず、
という引きこもり系社労士なので、
士業の知り合いも多くないのですが、
いろんな方にお会いできて良かったです。

ブログをご覧いただいているという、
大変ありがたいお言葉もいただき・・・あざっす!嬉

これからは少しずつ外の世界も見ていきたいな、と思いました。
もうすぐ開業7年目となるのに、今さらですが。

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2015/12/16

行政不服審査法の施行日が決まりました。

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↓変わっていきますねえ。

行政不服審査法の改正。

行政不服審査法の施行期日を定める政令(平成27年政令第390号)
によれば、平成28年4月1日から施行となり、
あわせて社会保険審査会及び社会保険審査官法も施行されます。

大きな変更点は・・・

1・審査請求期限が60日以内→3月以内になること
2・申立人は、審査官(審査会)の許可を得て
 保険者に質問を発することができるようになること

という二点になります。

今も再審査請求には公開審理というのがありますが、
これは本当に意見陳述に留まっていて、
保険者に直接処分の理由を聞くことはできない、
というのが基本的なルールです。

これはどうなっていくか、正直わかりません。
ただその場で攻撃、防御がある程度できなければ難しいでしょうね。

ボクも実は今やっているのですが、
ボクの知っている社労士さんも何人か訴訟に取り組んでいます。
(弁護士さんに依頼するか、本人訴訟の手伝いです。もちろん無償)

準備書面をやり取りして、審査請求も
そういう風になっていくのかな、と。

余計時間がかかりそうですね。

最近買った本。

それとは関係あるようで、あまりない気がするのですが、
先日「名乗るほどの者ではございません」さんから、
本をお勧めいただきましたので買ってみました。

小さい頃から本を読むのは好きでして、結構読んでます。
今話題の「下町ロケット」も原作本をだいぶ前に読みました。
ドラマは見ていません・・・。

最近風邪っぽくて体調悪し、です。
皆さんもお気を付けください。

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