2015/11/11

倫理研修!

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↓意外におもしろかったです。

今日は午後、社労士会の倫理研修がありました。

社会保険労務士は5年に1回、
倫理研修の受講が義務付けられています。

ボクは開業初年度以来2度めです。
つまりなんとか5年を迎えられたということです。
次は5年後・・・迎えられるだろうか笑

倫理研修ではちょっとした
ディスカッション的なものがありました。

新人社労士Aが飛び込み営業していたら、
現在社労士Bが顧問になっている会社で、
シャチョがAくんに委託変えしたい、とのこと。

どう思いますか?という質問でした。
それについて何人かが発表。

ボクは発表しませんでしたが、
「どう思いますか」と言われてもなあ笑

AにもBにもなりうるので
別にどうも思わないですよね。
自由競争ですからね。

ただ、Bの手法を悪く言ったり、
Aが誇大広告的な営業をしたり、不当廉売するなら
やっぱりそれは問題あるだろう、と。

「報酬を安くするのは・・・」という意見もありましたが、
多少安い程度なら、これもまた企業努力なので
問題なりようがないですね。

意外に多かった意見が、
「前任の社労士に挨拶をする」という意見。
これはボクはちょっとショックでした。

だって法人営業やってた頃は他社リプレースなんて
当たり前の話で、むしろどうやって他社リプレースするか、
というのが仕事だったので。
もちろんやられたら怒られますけどね。

挨拶するというのは、
「これからシャチョさんのとこボクがやるんで・・・
 いや、もう本当すみません」とか言うのだろうか。

「すみません」って思うなら返せよってボクなら思いますね。
そんなん電話来ても困惑するわー笑

他社リプレースに情けなどは無用です。

他社よりウチがシャチョのお役に立てるから
委託替えしてもらうんで、その連絡なんていらないでしょう。
Bには取引があるシャチョさんが断るのが普通ですし。

それでBがゴチャゴチャいうなら、
Bこそ倫理研修受けるべきですよ。
委託替えってそういうものでしょう。

その他にも、意外な方にもお会いできて、行って良かったです。

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カテゴリー: 開業関係。

2015/10/13

ご縁をいただいて。

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↓謙虚にがんばります。

社労士向け(障害年金)セミナー、大手コンサルが展開。

という記事を9月9日に書いたんですが、
(この記事書いてからもう1ヶ月なんですね・・・やばい)
この記事を書かれた記者さんとお会いする機会がありました。

率直に思ったことをお話しさせていただいて、
意見交換もさせていただきました。安心できました。
お会いできて良かったです。

お会いしたいと思った方にすぐ会える環境があって、
本当に今ある環境に感謝だなあ、と思っています。
障害ねんきんナビもご存じで、うれしかったです。

でもボクも開業時には社労士の知り合いもいなかったですし、
人の縁って不思議なものですね。
埼玉では不義理してばかりで申し訳ないです。

心の中で思ってはいるので、
ここにそっと書いておきます(笑)

今日は自治体の障害者支援センターの方とお会いしてきました。
埼玉県内でいくつか、あとは群馬で同じようなセンターの方と
ご縁がありまして、相談に乗らせていただいています。

何気ない情報交換から、お困りのこともあるので、
その時の助言などですね。
やはりプロでも障害年金というのは一筋縄ではいかない
難しい制度なのだなと改めて思います。

なんでこんなお化けみたいな制度になってしまったかなー。

改めて障害年金を考えるきっかけのお問い合わせなどもいただきまして、
それもまた感謝ですね。お返しできるように頑張ります。

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2015/06/17

社労士法人の作り方。

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↓備忘録です。

今回、平成27年5月に社会保険労務士法人を作りました。

聞いたことはあるけど、謎な存在。社会保険労務士法人。
法人化するとやたらお金がかかる社労士法人。
そんなイメージがあるのではないでしょうか。

当たり前ですが、マニアック過ぎて社労士法人の作り方、
というのもなかなか出てきません。

せっかく一人法人も作れるようになることですので、
作った者としてここに過程や面倒だったこと、
トラブルなどをまとめておいて、皆さんが困ったときに
あわよくば障害年金の仕事を貰おうと書いておきます。

ちなみに基本的には自分でやりました。
モノは経験ですので、これを機に登記についても
自分でやって勉強しようと思いました。

手引きをダウンロードしよう!

連合会の社労士会員サイトに法人化の手引きというのがあります。
まずは落ち着いてこれをダウンロードします。

ここに置いても良かったんですが、
近々変わるでしょうからあえて置きません。
手引きを見つけることがまず法人化の第一歩です。
どっか違う社労士会のサイトにもあった気がします。

定款をつくろう!

法人化の手引きを見ると定款を作らないといけないようです。
定款とは会社の憲法だそうな・・・。
ご丁寧に定款の例まで置いてあります。

基本的に流用して、いらない部分を削る方法を取ります。

併せて、社労士会を通じて連合会へ法人社員になれる確認を求めます。
こちらは書面で1、2週間で届きます。
これがないと定款認証を受けられません。(たぶん)
原本は還付の手続きをして返してもらいます。

注意するべきなのは、定款に個別労働紛争と
給与計算を入れないとこれらの業務はできないようです。
ちなみに定款例には入っています。

定款は電子申請すると4万円がかかりませんので、電子申請一択です。

ウチは行政書士ではありませんので、
仲の良い行政書士に依頼することにしました。
ほとんどの公証センターが、社労士法人なんて
今までやったことない、と言うはずです。大宮では初だそう。
公証人とのやり取りも面倒です。

法人化するくらいですからいらっしゃるでしょうが、
仲の良い行政書士がいない場合・・・いつでもご紹介いたします。

公証人には5万円を払います。受け入れるしかありません。

登記しよう!

定款ができればいつでも登記OKです!

別に「登記しますけど」とか社労士会に言う必要はありません。
いずれ言う時が来ますが、ここは黙って登記しましょう。
大体、法人社員の確認書をお願いした時に薄々わかってるはずです。

「いつ登記できますか」と聞かれるかもしれませんが、
自分でやるならばきっと補正が入って遅れるはずです。
ボクは登記簿が取れたその日に連絡しました。
そのタイミングで書類を送ってもらえば大丈夫です。

登記はもちろん電子申請で登記します!社労士ですからね!
登記ねっとでできます。「ねっと」が平仮名で、
なんとなく障害ねんきんナビっぽいです。

なんで登記だけe-govじゃないの?と思いましたが、
「申請用総合ソフト」がe-govにつながっているようです。
どう見ても書類通りに打つ社保の電子申請より便利です。
なぜ法務省はこれを提供していて、厚労省はないのだろうか。

ちなみに設立日は登記申請をした日(夜やれば翌日とか)です。
変な日に登記すると、登記簿に載りますのでブルーになります。

まず申請用総合ソフトを使うための登録をして、
その後ソフトを立ち上げます。
その辺はわからなければマニュアルを見てください。
Webサービスとか普段使ってるなら別に見なくて十分使えます。

作り方は「申請書作成」→「商業登記申請」→
「登記申請書」→「登記申請書(法人等用)」です。
従たる事務所を作るなら同時申請がいいと思います。

作り始めると「   」登記申請書と書いてあって、
「  」にはなんて入れればいいの?っていきなり思いますが、
ここは士業らしく落ち着き払って「社会保険労務士法人」でOKです。

あとはGoogle先生に聞きながら埋めていきます。
登記事由は「○月○日発起設立の手続終了」とかです。

とりあえず一通り埋めて不安になります。
そしてそっと送信ボタンを押しました。

・・・申請をして数日待っても何も起こりません。
申請には定款の原本(データ)と法人社員になれる紙も付けました。
不足書類はないはずなのだけれど、審査中にもならないな。。。

これは嫌な予感がする。士業のシックスセンスが告げます。
管轄の法務局へ電話しました。
「法人社労士の確認書の原本を郵送してもらわないと審査できませんよ」
「それ待ちです」

なにー!速達で出しました。

その後、ボクは補正を受けました。
「目的」は定款通りにすること、だそうです。修正しました。

登記手数料は300円で、登録免許税は0円です。
つまり300円で登記できます。
恥を忍んで書きますが、ボクは69,000円を間違って納めて、
まだ返ってきてません(笑)
還付は数カ月後だそうです。

ちなみに特定の付記を受けている場合は、
登記に入れなければならないっぽいです。
「特定社員」坂田新悟 と書いたら登記されていました。

登記自体はお金がまだ返ってこない以外は、意外にできます。
障害年金みたいに不支給とかはないですし。時間掛ければいけます。

社労士会への入会

手引によれば、社労士法人は登記によって成立するとあります。
よくいつから法人化したんですか?と聞かれたんですが、
はっきり言って「わかりません」。

設立日なのでしょうが、もちろん登記簿は取れないし、
大体その期間中は補正してるし・・・。
そして登記完了した時には既に成立しているし。

結局のところ登記完了後、
いつ法人としてスタートするかは、
運用面の問題な気がします。

税務面も相談しながら切り替えていく必要がありますが、
やはりいきなりズバッとは難しいです。
この辺りは徐々にやっても大丈夫らしいです。

社労士法人は社労士個人とは別の人格ですので、
社労士会入会が必要です。
個人は法人社員へ変更となり、そちらも会費がかかります。
ですので簡単にいえば倍です。

もちろん他の都道府県の社労士会に支店を持てば、
その県会にも入会が必要になります。
え?会館建設費?何それ・・・。みたいなのもあります。
黙って受け入れます。

結論。

作るのは簡単です。お金もそんなにかかりません。

問題は作ってからですね。お金がたくさんかかります・・・。
もちろん誰でも試算してから作るでしょうが、
それでもやっぱり、悲しいです笑

作るからにはいろんな動機があると思います。
ただ、よりご依頼者の方の役に立ちたいということは、
皆さんが思っていることだと思います。

その一つとして法人化というのはありえますよね。
今後、ボクらも目標に向かってまたがんばります。
法人化というのは、その気持ちを確かめられる出来事でした。

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カテゴリー: 開業関係。