2015/06/18

今日は厚労省で公開審理です。

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↓今日は公開審理です。

今日は厚生労働省社会保険審査会で公開審理があります。

公開審理は、社会保険審査会委員3名と参与、
処分を下した保険者(実質厚生労働省事業管理課の事務官)、
それに請求者側(請求人と代理人)が出席します。

残念ですが、現在の制度では保険者への質問はできません。
そのため互いに意見を言い合ってそれで終わりになります。

どんなに熱く語っても、
「はい、ご意見承りました」等と言って、
それで終わってしまうこともあり、消化不良ではあります。

また参与が全員容認に回っても棄却ということも多々あり、
持った感触に結果がついてこないこともあります。
ただ請求者の生の声を言えるのはここに限られるので、
そういう意味では貴重な機会ではあります。

ちなみに請求人本人以外の人は代理人となりますので、
ご家族の方であっても事前の代理人申請が必要になります。

再審査請求時点で委任状を添付していると思いますが、
その方以外が追加で出席する場合は、事前に委任状を送付しておきます。

今日は代理人だけの参加となりますので、ボク一人で出席です。
ほぼ毎月公開審理には出ていますので、まったく問題ないのですが、
やはり最初は予想以上に重苦しいムードに、手が震えました笑

社労士業務の中でも明らかに異質だと思います。

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カテゴリー: 障害年金。

2015/05/25

新社員の採用と支社開設のお知らせ。

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日曜の夜に更新です。

この時間は結構仕事をしていることが多くて、
土日に入ったお問い合わせなどの返信をしています。
そうすると月曜日の業務にスムーズに入れるので、大切な時間です。

新社員が加わりました!

ところで5月21日に当事務所に新しく社員が加わりました!
鈴木智子社会保険労務士です。
写真はかみんぐすーんでございます。

某街角では、ステラコンサルティングでは
ビジュアル重視で採用していると評判のようです笑
今のところ、あまりネットに露出はさせていませんが・・・。。
ちなみに選考について一番厳しいのはボクでなく、
某スタッフであることをここに明言しておきます笑

法人登記の手続きを行いました!

そして、当事務所は5月15日に法人化の登記申請を行いました。
まだ手続き完了とはなっていないため登記簿は取れないのですが、
社会保険労務士法人ステラコンサルティングとなります。

平成27年3月31日現在で埼玉には22の社労士法人があるそうです。
ということで、23、または24,25(あいまいですが・笑)、
そのくらいの番目の社会保険労務士法人となります。

法人化の最大のメリットとしては、事務所を他地域に持てることです。

そこでステラコンサルティングは6月に名古屋支社を開設します。
法人化手続きはほぼ自力で行ったのですが、苦難も多々ありました・・・。
その辺りも機会を見て書いていきたいと思います。

法人化の目的

社会保険労務士法人化するにあたって、いろんな見方があると思います。
支社を作ることで坂田は金儲け主義に走ったとか、
そういう見方もあるでしょう。

別にそれについて今、特段どうこう言い訳するつもりはありません。

ただボクは闇雲に事務所を作っていって、
売上、利益を追求していこうというつもりはありません。

ボクは社会保険労務士としてある程度公的な側面を持った生業ですが、
ステラコンサルティングが持っているサービスを
もっと多くの方に使っていただきたいと思うのは自然なことです。

そして同時に経営者として事業を安定させることを通じて、
いくつかの夢や目標を叶えたいと思っています。

ボクは起業するとき「年収3千万」を目標にしました。
リスクを持って開業するんだから、
それぐらいのリターンがあって当然だろう、と。

ぶっちゃけ、ウチは売上で見ても
全然その域には達していませんが、途中で気付いたんです。

「こりゃ年収3千万になっても何も起きないな」と。

別にボクは家が欲しいわけでもないし(ボクは賃貸派です)、
なんかあんまり物欲もないんです。
最近自分のために買ったのは5千円のフットサルシューズくらいです笑
それも楽天ポイントを使い、しかも結構悩みました笑

なので、その目標はどうでも良くなりました。
そのためいくつか他の夢を持ったんですが、それは秘密です。

先日、群馬の超遠くまで無料面談に言ったんですが、
朝8時に出て帰ってきたのが18時過ぎ。交通費すら1円も貰ってません。
ね、利益とか度外視でしょ笑

一方で思ったのは、やっぱり社員に還元してあげたい、ということ。

還元の仕方はいろいろあると思うんですが、
たとえばウチがかねてから行っている子の同伴出社もそうですし、
他にもウチは欠勤するとき、休むとき、誰の承認もいらないんです。
それだけバックアップ体制を整えること。

これも還元なだのとボクは思っています。
社員がそう感じているかわかりませんが・・・笑

ですから売上を上げたいというのは
経営者の本能としてもちろんありますが、
経営の安定のためであり、あまり個人的な欲望っていうためではないんです。
そしてもちろん名古屋の方に、障害年金を届けたいという思いはあります。

まあこれらは口ではどうとでも言えることなので、
今後の行動で示していければ良いと思っています。

とにもかくにも、法人化で一つハードルを自分で上げたのは確かです。
今後も「必要な方に必要な支援を」を合言葉に、スタッフ全員で
ステラコンサルティングは成長していきたいと思います。

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カテゴリー: 障害年金。

2015/05/19

障害年金の医師面談について思うこと。

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↓納得したら押すボタンです。

今日は医師面談に行ってきました。

障害年金請求にあたり、社会保険労務士が
医師に面談する必要があるか、と言われると、
ボク個人の考えとしては必ずしも毎回必要とは思いません。

ただ、もちろん状況によっては面談が必要な場合はあります。

1・医師に求められた場合
これはケースとしてありますし、当然お会いするべきです。
過去に障害年金の診断書を書いたことがない
医師というのはおられますので、電話でお話したり、
直接来てほしいと言われることはあります。

某医大の教授で厚労省の難病研究班に入っておられる
医師に呼ばれたこともあります。

2・ややこしい場合
いろんな事情で障害年金は「ややこしい」状況になるのですが、
たとえば傷病が引き続いていく中で病名ごと変化していって、
どの時点が請求傷病の初診日になるのか、わからないことがあります。

こういう時は医学的見地から考える必要がありますし、
その結果、初診日が納付要件×の時点に当たることもあるでしょう。

もちろんボクが全て理解し判断できるわけではありませんが、
請求して不支給になってから知った、というわけにいきませんので、
これはできればお会いしてお教えいただきたいと思います。

3・診断書の内容について
これは日付等で疑いない簡単な訂正であれば
もちろんお会いする必要はありません。電話で十分です。

問題は「障害の程度」についてです。

はっきり言ってしまえば、ボクよりも医師が医学に詳しくて当然ですし、
たくさんの病例の中から相対的にも判断でき、
そういう意味で医師の専権事項であるべきだと思います。

揉めるケースが多い精神の障害であっても、所詮社労士は
ご依頼者に数回しか会っていないでしょう。
医師にしてみれば、医学の専門家でもない人に、
それも数回しか会ってないような人に何がわかる、と思われて当然です。

ただ医師は年金に詳しいとは限りません。
(もちろん詳しい先生もおられますが、例外的です)

ウチのご依頼者の方にも医師の方はおられますし、
ご家族の請求となった場合「やはり社労士に」という先生も事実います。
医師は医学のプロフェッショナルで疑いありませんし、
社労士とは分野の違いなだけで、互いに尊重すればそれで良いと思います。

診断書作成時点で医師が請求される方の障害状態を正確に把握し、
その上で「障害の程度には該当しない」というならば、
ボクはそれはやはり尊重すべきだと思います。

ですから、でき上がった診断書について
後から言うのは色んな意味で難しいですね。

たとえば精神で言えば、日常生活能力7項目、
全て左から2番目に入っていたのが、訂正印で
全て左から3番目に修正されていた診断書を見たことがあります。

これは年金機構でなくても、誰でもツッコミたくなります(笑)

また今、社労士が診断書についていろいろ言う、と、
医師(とりわけ精神科医)の間で話題になっているようですが、
ボクが知る限り、社会福祉法人さんや、
時に自治体などもある程度言います(笑)

ただやり方として、診断書にチェックつけて持っていく社労士がいる、
と聞いたことがあり、それは言うまでもなくまずいだろう、と。
もうここまで来ると個人のモラルの問題ですね。

また、揉めることがあるとすれば、それは大概精神です。
これは事実としてそうなので仕方ありません。
ただこれは別に精神科医の方が悪いのではなくて、
どちらかと言うと基準が悪いんです。

入っていっていきなり怒り出す精神科医もいますが・・・
これは変わった社労士もいますので、
それはどっこいどっこいかなと(笑)

しかし、そうなってしまうと、その時点で
既に請求はスムーズにいかないことになってしまいます。

ですから会えばいいかと言われると、ボクはそうは思いません。
医師はただでさえお忙しいですから、
できれば会わない方がいいくらいに思っています。
特にファーストコンタクトは慎重であるべきです。

一方で精神科の先生と精神保健福祉士の方と、
何十頁もの診療録を何時間もかけて一緒に見ていったこともあります。
要はケースバイケースなんです。

ちなみに今日は1のパターンで、大学病院の前院長の先生でした。
とてもお忙しいお立場だと思うのですが、大変やさしい先生でした。
ここは「医学的にはこうなんだけど、どう書けばいいかな?」など
相談しながらご記入いただきました。

こういう医師面談が理想なのだと思います。

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カテゴリー: 障害年金。