2014/01/19

士業の開業と資金計画。

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今日は開業に関するお話。

士業、または開業社労士の方で、事業資金の
借入をしている方はどのくらいおありでしょうか。

別に、ここから借りると安いよ!とか言って、
借りるとボクのポケットがチャリンチャリン言ったり、
妙なポジショントークではないので安心してご覧ください笑

一昔前は、弁護士の方が開業する際に
借りる事務所の平均は15坪くらいだったそうです。
弁護士ですと業務も幅広いでしょうから、
事務所の面構えも必要だと思います。

それがミニマムだったんですね。

しかし今はバーチャルオフィスの事務所、
レンタルオフィスの士業事務所はいくらでもあります。
開業しやすいインフラが整ったとも言えますし、
逆に開業資金が用意しづらくなった、とも考えられます。

特に社労士で言うと自宅事務所の方も多いので
家賃がかからず、年齢層も若干高いので貯蓄があり、
とりあえずは手元資金でやってみよう、
と考える方も多いと思います。

しかし、ボクはそう考えません。

手元資金は本当に苦しい時に使います。
ここに手を付けると、その投資を短期で回収したくなります。
そうすると、精神的に苦しくなり判断が鈍ります。

特に障害年金は回収サイトが長いモデルです。
事案によっては二年近くかかります。
その結果、リターンがないことも考えられます。

これを着手金無料でやったらその間ずっと持ち出しですよ。
ウチなら潰れます笑

ですので、ウチはほぼ毎年事業資金を借り入れしています。

別にボクが楽天でなんでも買ってしまうからではなく笑、
毎年、借り入れ可能な環境が作れたからです。

もちろん高利では借りませんし、無担保無保証でしか借りません。
借入先は公庫か銀行です。銀行は利子補給付きの制度融資です。
銀行も借りれますよ。プロパーは絶対無理ですが笑

それが無理なら借りません。
別に借りないとやっていけないわけではないので。

例えばボクが開業する時も、知人親戚から借りたり、
開業資金の手当て、お祝いというのも全くありませんでした。
つまり、知人親戚からは無借金経営です。

これもいざという時は使う可能性がありますので、
その選択肢は残すべきです。

また、よく開業時の借り入れは3分の1は自己資金が必要、
などと言いますが、これは医師や美容室、
飲食店などで0から始める時の話です。

こうした本当の「開業」は自己資金だけでの
独立は普通無理ですので、借り入れが必須です。
店舗や設備、什器も必要です。

しかしボクらは違いますよね。
0から自宅でスタートして、売上を立てられます。

それで一期でも申告すれば上記の3分の1の条件は外れます。
そこからの借り入れは開業資金ではなくて、
事業拡大のための資金であるからです。
なんて素晴らしい資金計画でしょうか!笑

大体、士業で失敗しても、
何千万もリスクを背負うわけではないのです。

ボクは飲食店などの空きテナントを見ると、
これで何千万も背負ってしまった方がいるのだな、と
いつも思ってしまいます。

ウチは、毎年借りていると言っても、
家買うよりぜーんぜん少ない借入額です。

最悪家族と実家に戻って、当然白木も実家に帰して笑、
またミニマムからやっていけます。
それこそその時はバーチャルオフィスですね。

というような話を、またそのうち前ちんとやります。
その時は是非お越し下さいませ。

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カテゴリー: 開業関係。

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