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近郊規則(ローカルルール)
- 2015/5/21
- 障害年金にまつわる話
東京事変の「電波通信」という曲にハマってます。なので、表題はそんな感じにしてみました。
はい。
先日、障害年金の審査について、一部の事務センターが独自の調査用紙を作ってた、ということがニュースになっていました。ピックアップされたのは兵庫ですが、同居の家族の就労状況など、障害年金の審査とはまったく関係ない情報の記載を求めていたそうです。
ニュースはコチラ → http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015051101001875.html
こういうローカルルールってどんな世界にもあるものですが、障害年金は特にあるんじゃないかなと感じます。
↑ のニュースはその最たるものですし、つい先日もウチで代理請求した方の結果を年金事務所へ確認しにいったところ、窓口の方は「それは教えられない」と言われました。もちろん委任状持参です。そんなわけない(今まで普通にやってることだし)ので、確認していただいたところ、無事に結果を教えていただくことができたのですが、その窓口の方曰く「前のところでは教えていなかった」とのことでした。
今回のことって、個人情報の保護とかっていう発想からこうなったんだろうなと思います。きっと「年金の結果は本人に郵送で届くものだし、委任状があるとはいえ言ってしまったあとでダメだったじゃ済まないから、言わないでおこう」と。
「1」のことを守れということだから、それを含んだ「10」を守っておけば良い、ということですね。そして、人によって「10」の部分が「5」だったり「20」だったりもして、ローカルルールが出来上がっていくのだろうと思います。
ルール自体は物事を円滑に進めるための側面もあるので、新しいルールができること自体は悪いことではないです。ただ、それをローカルのままにしておくことが問題になるんだろうと思います。
自分の仕事のやり方を見直す、良い機会でした。