システムエンジニアと障害年金

ステラコンサルティングがお送りするソフトウェア「ママシリーズ」のバージョンアップをしました！
ママシリーズは、障害年金系の業務ソフトが２つ（障害ねんきんママ、障害ねんきんママG0）、有給休暇の管理ソフトが２つ（有休ママ、有休ママMultiple）の全４つです。

元祖ママは「障害ねんきんママ」

一番はじめに作ったのは「障害ねんきんママ」です。これは「ソフト販売するぜ！」と意気込んで作ったわけではなく、うちの事務所で受けている障害年金業務を管理するために作りました。それまでは一般のタスク管理サービスを使って管理していたのですが、やはり（というか当然）汎用的な作りになっているので、少々限界を感じていました。
いろいろと他のサービスを調べてみたのですが、障害年金というもの自体が複雑ですし、なかなかマッチするものが見つかりませんでした。ということで、ないならば作ってしまえ、と。
いまでこそママシリーズは「シンプルで使いやすい」をコンセプトにしていますが、元祖なだけあって、障害ねんきんママはかなり気合を入れて作ってます。もともと分析系システムの開発経験があったので、その名残り（？）から「月別売上予定」や「都道府県別集計」なんていう機能も載せましたが、正直私は使ってません（笑）

通常業務でいくと、案件管理系の機能とデータベース（事例共有）の機能がやはりメインで使うところです。
案件管理については日々使うものなので当然として、データベース機能は相談を受けるときや診断書が出来たときなどに受給の見込みを考えるときによく使います。事例は障害ねんきんママを使っていただいている社労士事務所さまが自身で取り扱った案件を登録していく形で増えていく仕組みなのですが、全体ですでに600件を超えており、先生方にはホントに感謝です。

この事例共有機能はとても強力なので、ここだけを抜き出して作ったバージョンが「障害ねんきんG0（じーぜろ）」なのです。
「G0」すなわち「じれい」です、ええ。

不動のエースとなった「有休ママ」

いまや弊社のエースソフトと言っても差支えない存在となった「有休ママ」。その名の通り、有給休暇の管理に特化したソフトです。大きな会社であれば勤怠管理を含めた専用システムを作っているところが多いかと思いますので、主に中小企業向けに「使いやすさ」を追求して作りました。

有休ママも「売っちゃうぜ！」というきっかけで作ったわけではなく、ヒジョーーーにお世話になっておりますアキオフィスの冨樫晶子先生から「なんか使いやすくて良いソフトない？」とお話をいただいたのがきっかけです。「ならばうちが作りましょう」、と。

すでに200社以上の企業に導入していただいており、「有休管理がすごく簡単になった！」などの嬉しいお声をいただいています。一般にソフトを販売するということになって、不具合や質問対応などで追われるのではないかと懸念していたのですが、思いのほかそういうことは少なく、とても良い子に育っております（笑）
「こんな機能作ってほしい！」というご要望が結構ありまして、今回のバージョンアップもご要望にお応えした機能です。（有休の付与／消滅の予定を見れるようにしました。）

リリース当初と比べると、いろんな機能を追加してきましたが、基本的にはユーザー様からのご要望にお応えしたものです！「みんなで育てるソフトウェア」ですね。実際に使ってもらったうえでの要望なので、とても理にかなったものが多く、こういったやり方は非常に効率的だなーと思います。社内であーだこーだ機能検討しても使う人が実際に欲しい機能かは分からないですからね。
ですので、最低限の機能でリリースして、みんなの要望に精一杯応えていく、というのがうちのスタイルです。

ぜひぜひママシリーズを一緒に育ててやってください！

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