2014/03/23

特定社労士おめでとうございます!是非実戦を。

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紛争解決手続代理業務試験、
いわゆる特定社労士の合格発表があったみたいですね。
存じ上げている方が何人もブログで合格報告されていて、
本当に皆さま、おめでとうございました!

ボクも実は付記を受けて、多くはないですが、
何件か実戦経験があります。
全て個人向け、ということで労働者側です。

周りの誰に聞いても、普通は
「労働者側なんてやったことない」という業務ですから、
一生懸命、勉強しながらやりました。

そう多いわけではありませんが、
経験からすると大企業から小規模法人までいくつかやって、
あっせんの場に相手が現れない、ということは
今まで一度もありませんでした。

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強制力がないからどうせ相手は出てこない、
というのは、もちろんないわけではないでしょうが、
高確率でその後に進んでしまうことを考えると、
話し合う機会に出てこなかった、という事実を残すのは
やはり得策ではないと思うのだ、と思います。

ただし、和解したのは半々程度です。
そして満足行くものもあれば、
やむを得ず和解した、というのもあります。

この辺を上手に進めてくれかどうかは、
あっせん委員や調停委員が親身になってくれるか、
で大きく変わってくるというのが実感です。

と言ってもピンと来ないと思いますので笑、
是非やってみることをオススメします。
ボクも東京会であっせん委員をされている先生に
色々と聞きながら進めました。

是非困っている方のお力になってあげてくださいませ。

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カテゴリー: 業務部。

開業時のオフィスの決め方。

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↓なんとなく事務所の話。

ボクが開業する時、レンタルオフィスというのは
全く検討しなかった。

もちろんネットワーク環境があって、
コピー機があって、電話はあるのかな?
郵便はもちろん届くし、登記もできるだろう。

また、狭くても専用スペースがあるのは、
設備としては士業のスタートアップに適しているとは思う。

ただ、ボクがレンタルオフィスを選択しなかったのは、
住所という点がネックだったからだ。

士業というのは個人につく仕事が多い。
ボスへの信頼性が担保になり、仕事が回ってくる。

ちなみにボクは誰かに仕事を依頼する時、
相手の会社住所を調べて、ストリートビューで確認する。

そうやって検索をしていると、
そのビルの昔の家賃や坪数なんかも出てくる。
そうすると相手のステージがだいたい予想がつく。
これはありえない、ということもたまにある。

このくらいの情報は10分もあれば出てきてしまうのだ。
だからこのくらいは調べられていると思っていい。
そして、そうした積み重ねが信頼性へつながると思う。

事務所にお邪魔したい、と遠方から来られる方もいて、
それはやはり事務所や雰囲気を直に感じて、
仕事を依頼するか、信頼できるか決めるのだと思う。

そうすると、やはりレンタルオフィスは不都合なのだ。
むろん、バーチャルオフィスも同じだ。

ノマドというのも士業では都合が悪いし、
やはり小さくても、狭くてもいいから、
独自性の出せる事務所を借りるべきだと思う。
借りて環境を整えるだけなら100万もあればお釣りが来る。

医師や美容室、飲食店のように膨大な借り入れをして、
人生をかけた大博打、ということにはならない。
100万くらいならサラリーマンに戻っても、
返すことはできる金額だ。

それで独立して8ヶ月目に事務所を借りた。
そこには二年いて、次は商業ビルに移った。

ここは弁護士事務所も何件か入っているし、
有名企業、上場企業の営業所もある。
それもプラスの要素だと思った。

そして大宮駅からは微妙な距離で、かつ周囲のビルより古く、
家賃は相対的に低めである。これはチャンスだ、と。
やはり洒落ているとはいえ、アパートの一室よりも
「ビル」というのはちょっと響きが違う。

また前の事務所は人数制限があって、
かつ社員の住民票提出があるなど、ちょっと厳しかった。
それもあって、移転は避けられない状態でもあったのだ。

別にこれ以上大きくしたいという気はあまりないので、
しばらくここでもいいのだけれど、できることならば
少しずつ駅に近づいて行きたい笑

夢、最終目標はソニックシティに事務所を持ちたい。
大宮といえばソニックである。帰りにライブも見られる笑
ソニックに事務所があれば、これは誰が見ても一人前だと思う。

よく言われることだけれども、立派な事務所を借りると、
それにふさわしい仕事が来るようになる、と聞く。
確かにそうかもしれない。そんなお話も少しずつ頂いている。

やはり事務所というのも営業ツールなのだ。

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